あらすじ
主人公、出雲 広亀(いずも ひろき)は街の暮らしに疲れ気味の大学生。 夏休みを利用して田舎に帰省してきた。 両親は田舎を離れており、実家には祖母だけが残っている。 ちなみに広亀は雨男だ。 今日も電車を降りたときから雲行きが怪しかった。 足早に実家に向かい、危機一髪で夕立ちをかわしたのだが、 そこにびしょ濡れの幼馴染み、稲葉 兎咲(いなば うさき)がやってきた。 「おかえり! 広亀! 今日からまたよろしくね!」 ひと夏、ふたりはひとつ屋根の下。 明るく快活な幼馴染みとの交流が主人公の心を解きほぐしていく。 そして好意は恋心へと――