嫌悪ナース
真面目で責任感も強く、看護師としても優秀。 こうやって書くと性格最悪な要素はないのだが、 彼女の場合は働く環境が悪かった。 理不尽な上司や未熟な後輩の板挟みとなり、 いつもしわ寄せを食らうハメに……。 結果、表情は常に険しくなり視線も冷たいモノへと変化した。 情熱や思いやりも消え去り、ただ義務感のみを支えに 日々の業務を淡々とドライに処置していくだけ。 患者や同僚にも厳しく接するようになっている。
陰湿ナース
卑屈で自虐的で、何か失敗しても謝罪の前に言い訳が 口に出るタイプ。 そのくせ心の中では、当人のいないところでは 相手の悪口を言いまくっている。 一方的な妬み嫉みから憎しみを募らせ、タチの悪い復讐を しでかす陰湿さを持つ、自他共に認めるクズである。 強い者には逆らわないが、弱い相手には容赦なくいびってくる。 都合が悪くなると、自分こそが被害者だと涙ながらに騒ぎ立てる。 そして本心からそうだと信じ切っている。 ヤマダに自分に似たクズ臭を嗅ぎ取り、クズ友になろうとする。
乱暴ナース
元ヤンキーで、男勝りな乱暴者。 短気で荒っぽく、口より先に手の出るタイプ。 ヤンキー故の上下関係のなせる業か、 下に見られた場合、扱いはとにかく雑で最悪なものとなる。 反面、恋に恋する乙女の一面も持ち合わせている。 ただし、それがヤマダに向けられることは決してない。
無気力ナース
極めて怠惰でヤル気がない。隙あらばサボろうとする。 周りがキチンと見ていないと、すぐに自堕落の坂を 転げ落ちていく。 何事においても無気力・無関心で、 ヤマダに対する看護ももちろん言うまでもない。 気だるそうなオーラを常に身にまとい、動きも緩慢で 身だしなみも適当。 唯一、酒が入った時だけはテンションが高くなる。
入院患者
本作の主人公。学生。 「3時間おきに射精しないと金玉に激痛が走る」奇病を 患っている上に両手を骨折して入院するハメになった。 押しに弱く、その場の空気や雰囲気に流されやすい。 基本的に下手で卑屈なのだが、逆ギレをすることもある。 もっとも、すぐに反撃を食らって撃沈させられるのだが……。 反省することはあっても、次に活かせないタイプ。