つくすために形から入る！ 出来る後輩のご奉仕に
主人公・樹の所属する美術部は、部員不足で廃部まっしぐらだった。 しかし、そこに新入生として乙葉が入部してきた。 表情が乏しくて感情が読みづらい後輩に当初樹は困惑していたが、 コミュニケーションを重ねるうちにお互いを理解していく。 二人が付き合い始めるのにさして時間はかからず、 えっちな関係になるのも速かった。 身も心もつながった二人だったが、 相変わらず乙葉の思考の跳び幅に樹は追いつけていなかった。 「何でメイドさんなの？」 「ご奉仕するならこのスタイルです。何かマズかったでしょうか？」 ある日メイド服姿で部室に現れた乙葉に困惑する樹。 少しは距離を縮められたと思っていた樹は、 やはりこの後輩の器の広さというか業の深さを測りかねていた。 マイペースな乙葉に振り回されながら、樹は絵の理解者として異性として、 彼女の魅力に徐々に気付き出す――。
小さくてでっかい不思議な後輩ちゃん
美術部の後輩。 主人公・樹ひとりだった部にこの春から入部してきた新入生。 入部後は毎日欠かさず部室にやってくる。 最初は表情が乏しく口数も少なめだったが 付き合い出してからは好き好きオーラ全開に。 高いスペックを惜しげもなく使い、樹の様々な欲望を叶えてくれる。 ただ尽くしすぎるのと距離感が独特なので相手からは ストーカーのように感じられることも。
独り言の多いスランプ気味の美術部員
乙葉が入部するまではたったひとりの美術部員だった。 子どもの頃から絵を描くのが好きで賞を獲ったこともあるが、最近は伸び悩んでいる。 アドバイスしてくれる相手もおらず、絵を辞めることすら考えている。 基本的には事なかれ主義で愚痴っぽかったり皮肉っぽっかったり。 独り言が多い（絵を描いているときは特に）。 本質的にはお人よしで、文句を言いながらも面倒見がよい。 絵を描くこと以外はめんどくさがりで、 人付き合いも進んではしないが、如才なく立ち回ることもできる。 絵については真面目で頑固。前衛的なものではなく丁寧な絵を描く。
