晴信の実の弟。
武田一門衆筆頭として、晴信の覇道を支える。
教養もあり、武勇にも優れ、武田家の中でも大変人望が厚かったが、兄・晴信に心酔していたため、家中の和が乱れることは無かった。
当時から「まことの武士」として絶賛されており、討ち死にした際に家臣団より「惜しみても尚惜しむべし」と評され、また敵である長尾景虎からも「良い武者を失ってしまった」と嘆かれたという。
やがる! が口癖の可愛らしい妹系女の子になってしまうのは、恋姫的と胸を張って良いことなのかもしれない。
一門衆を率いて戦う武田家きっての驍将として、姉・光璃を支える。
姉・光璃、妹の薫のことをとても大切に思っており、その二人(もちろん他の仲間たちもであるが)の幸せのためなら、自己の犠牲も厭わない……と思っている節もあり、皆が皆、危なっかしく思っているし、そんな夕霧を愛おしいと思っている。
剣丞とは、姉の良人という立場もあって、遠慮している部分もあるが、気を使わない友達以上の存在として仲良くなり、やがてその気持ちが恋心にも変わっていく。